食も、人も、地球も、陰陽のバランスの
上になりたっているから。
薬膳食を通じて、心と体を健やかに。
人の輪と人の和を重ねて、日中のかけはしに。
今日の一膳から幸せな未来を創造します。
「陰陽五行」は、宇宙の森羅万象の営みを表す中国の基本的な考えです。自然界のすべては「木」「火」「土」「金」「水」の5つの要素の循環で成り立っていると考え、色彩、季節、味、感情、方角、人間の臓器もその五行にあてはめられています。
病気はその五行のバランスが崩れたときに起きると考えられています。
「精気神」は、人身の三宝と呼ばれ、生命活動の根本を示しています。「精」は人体を構成する物質基礎で、「気」は生命活動の原動力(エネルギー)を表し、「神」はすべての生命活動の統率者(こころ)を意味しています。
陰陽五行の説明図薬膳はこういった中国の古来より伝わる思想のもと、中医学理論に基づいて食材や生薬を組み合わせた料理で、栄養、効果、色、香り、味、形などすべてが揃った食養生の方法です。五臓六腑に働きかけ、心身ともに健やかにします。